Hi Table

2021

リモートワークが浸透して働く環境の常識が大きく変わり、私達は人間関係の構築の機会やそこから生まれるクリエイティビティを失い、雑談の重要性に気づきました。オフィスの役割は作業をする場から、色々な人とのコミュニケーションの場へと変わり始めています。貴重な出社日、廊下で出会った他のチーム、他部署の人達との雑談をもっと自然と雑談が生まれ、スッと会話を終われる最適な「間(Ma)」。1分程度の雑談が始まる「程よさ」「気軽さ」をカタチにしたHighテーブルです。

大切にしたのは、職場の人との適切なパーソナルスペースとされる1200mmを自然に確保できる長さ。二つ目は、人が通る様々な場所に設置可能な、社内の雑談を活性化するための最小限の用途に絞ったスリムな形状。三つ目は、天板をコーヒー、スマートフォン、財布が置ける程度の幅に限定することで、会話が始まり易い「程よさ」「気軽さ」のある「間」を生み出すこと。話し込まない「このぐらいで丁度良い」を目指しました。

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